ゲームマーケット2018秋作品
GEM STONE MINE
少部数ですが、2019春に持ち込みます。
プレイ人数:2-5
プレイ時間:15-45
推奨年齢:8-99
ストーリー
あなたは駆け出しのトレジャーハンター。
お宝を求めて情報収集に勤しんでいるあなたに舞い込んで来たのは打ち捨てられた廃鉱に今も宝石が採掘できる場所があるという話。
喜び勇んで廃鉱へ向かったあなたを待ち受けていたのは同業者であるトレジャーハンターの面々。
皆口々に「やられた」「あの情報屋め」と愚痴をこぼしています。
しかし、せっかくここまできてたのに手ぶらで帰るなんてことはできません。
思案した末に、誰かがこう言い出しました。
『誰よりも多くお宝を見つけたやつが今日のお宝を総取りにしようぜ!』
あなた達はこの提案に乗ることにしました。
どうやらこの廃鉱には宝石の他にも沢山のお宝や資源が眠っているようです。
誰よりも多くそれらを集めて、お宝の総取りを目指しましょう!
>>コンポーネント<<
ルールブック
採掘ボード
採掘ダイス(6面ダイス)30個(5色各6個)
ピッケルカード10枚
ピッケルダイス(4面ダイス)1個
採掘袋1個
宝石11個
赤1(9VP)
桃2(8VP)
透3(7VP)
緑3(6VP)
青2(5VP)
マネートークン
VPトークン
>>準備<<
各プレイヤーは好きな色の採掘ダイス(6面ダイス)をプレイ人数+1個と、1マネーを受け取ります。
(例えば3人プレイなら各プレイヤー採掘ダイス4個と1マネーを受け取る。)
採掘ボード右側にピッケルカードをランダムで4枚公開します。
ピッケルカードは通常のゲーム中に変更されることはありません。
公開されなかった残りのピッケルカードはどこかにしまっておいてください。
そして、ピッケルダイス(4面)を採掘ボードの近くに置いておきます。
(つまり、1ゲームで使われるピッケルカードは公開された4枚だけになります。)
採掘袋の中に11個全ての宝石を入れます。
事前にどの色がいくつあって、どれだけ価値があるのか確認しておくことをおすすめします。
個数と価値は、採掘ボード左下にも書かれているので、そちらを参照してください。
マネー、VPトークンの置場(ストック)を適当な位置に準備してスタートプレイヤーを決めます。
スタートプレイヤーはゲーム中変わることはありません。
以上でセットアップは完了です。
>>勝利条件<<
ゲーム終了時に最も多くのVPを持っているプレイヤーがゲームの勝者となります。
VPは、獲得した宝石、採掘フェイズ、ゲーム終了時の手持ちマネーによって獲得することができます。
>>終了条件<<
プレイ人数に応じて、決められた個数以上の宝石が採掘袋から取り出されたラウンドの処理を
全プレイヤーが最後まで行って、ゲーム終了です。
2人5個
3人7個
4人9個
5人11個(全部)
◎4人以上でプレイしていると、採掘袋から宝石を引けないプレイヤーが出ることがあります。
その場合、宝石を引けなかった全てのプレイヤーは、特別な処理を行ないます。
特別な処理は、後述のゲームの流れ「4.得点計算」の「4-a.特別な処理」で説明しています。
>>ゲームの流れ<<
ゲームは3つのフェイズを繰り返しで構築されています。
1.~3.のフェイズの繰り返し1セットを1ラウンドとします。
1.ダイスロールフェイズ
2.オーダーフェイズ
3.採掘フェイズ
…上記1ー3を終了条件が満たされるまで繰り返し…
4.得点計算
各フェイズの説明は以下のとおりです。
1.ダイスロールフェイズ
全プレイヤーは、同時に自分の採掘ダイスを2個ふります。
この時、他のダイスと混ざってしまったり、出目を変えてしまわないように注意しましょう。
2.オーダーフェイズ
「1.ダイスロールフェイズ」での採掘ダイスの出目が満足のいかないものだった場合、
他のプレイヤーに《オーダー》することで追加の採掘ダイスをふってもらうことができます。
オーダーは、スタートプレイヤーから、時計回りに順番で1回だけ行ないます。
オーダーするプレイヤー及びオーダーする人数は書くプレイヤーが自由に選択できます。
ただし、オーダーをするためには、オーダーしたプレイヤーに費用(マネー)を支払う必要があります。
支払えない場合はオーダーすることができません。
1人だけにオーダーする場合は、そのプレイヤーに1マネー支払います。
2人にオーダーする場合は、それぞれに2マネーづつ、つまり、支払いは合計で4マネーになります。
3人ならそれぞれに3マネー(合計9マネー)、4人ならそれぞれに4マネー(合計16マネー)必要です。
例外:2人プレイの場合は、オーダーにつかうマネーはストックに支払います。
オーダーしたいプレイヤー(複数いる場合はオーダーした全員)に対して、
必要なマネーとダイスロールの時に使わなかった自分の採掘ダイスを1個渡します。
1人に対して1フェイズ中に複数回のオーダーをすることはできません。
例えば、AさんがBさんに対して2個の採掘ダイスを渡すようなことはできません。
AさんがCさんに1個、BさんがCさんに1個という渡し方は問題ありません。
1人が1人に対して複数個の採掘ダイスを渡すことができないということです。
マネーと採掘ダイスを渡すときはマネーの上に採掘ダイスを乗せて(またはその逆で)、
渡すとわかりやすくてよいでしょう。
この時に受けとったマネーは、同じフェイズ中のオーダーに使うことはできません。
全員のオーダーが終了するまではオーダーされたものだとわかるように置いておきましょう。
全員のオーダーが終わったら、各プレイヤーは渡されたマネーと採掘ダイスを受け取り、
渡された全ての採掘ダイスをふります。
各採掘ダイスは、持ち主の元へ出目を変えないよう注意しながら渡します。
結果がどうであれ、追加のオーダーはできません。
3.採掘フェイズ
スタートプレイヤーから順に、「1.ダイスロールフェイズ」及び「2.オーダーフェイズ」で
使用した自分の採掘ダイスから好きなものを2個選び、選んだ出目の組み合わせに対応した
採掘ボード上のアイコン効果を、このフェイズの結果として適用します。
(ダイスは2個1組しか使用できず、使わなかったダイスに特別な効果はありません。)
同じ出目でも異なるアイコンが書かれている場合があるので、好きな方を選択してください。
選択する場所は、(選択できるなら)複数プレイヤーが同じ場所を選択してもかまいません。
基本的に、獲得した手持ちのマネーやVPは公開情報として取り扱ってください。
(巻末のヴァリアントを採用し、マネーとVPを非公開情報として遊ぶこともできます。)
3-a.採掘ボード効果
宝石アイコン
:採掘袋からランダムに1個の宝石を取り出し、それを獲得します。
コインアイコン
:書いてある数字分のマネーを獲得します。
トロフィーアイコン
:書いてある数字分のVPを獲得します。
ピッケルアイコン
:ピッケルダイス(4面ダイス)をふり、出目に対応した場所に
公開されているピッケルカードの効果を適用します。
採掘ボードにはアイコンが2つ書いてある場所もあります。
そうした場所を選択した場合、書いてあるアイコン全ての効果を適用します。
例えば、コインとトロフィー両方のアイコンがある場合、マネーとVPを両方獲得できるということです。
3-b.終了条件確認
全プレイヤーが採掘フェイズの処理を終了したとき、終了条件を満たしているかどうか確認します。
宝石が取り出された数が、
2人5個
3人7個
4人9個
5人11個(袋の中身全部)
上記個数以上だったなら、終了条件が満たされているので得点計算へ移行します。
それ以下だったら「1.ダイスロールフェイズ」に戻りゲームを続行します。
4.得点計算
終了条件が満たされていた場合、得点計算を行ないます。
手持ちのVPトークンと宝石のVP、そして使わなかったマネーをVPに換算します。
使わなかったマネーは5マネー毎に1VPとして換算してください。
例えば14マネー余っていた場合は2VPとして、15マネー余った場合は3VPとして計算します。
VPの合計値が同じプレイヤーがいた場合、コインの数で勝敗を判定する場合があります。
マネーをVP換算する時に、VPトークンとは交換しないようにしてください。
4ーa.特別な処理
4人以上でプレイしている場合、採掘袋の中の宝石が足りなくなることがあります。
この時、宝石を採掘袋から取り出せなかったプレイヤーは、以下のどちらかを選択します。
A.即座に3VPと4マネー獲得する。
B.ダイスを2個ふり、出目が大きい方をVP、小さい方をマネーとして獲得。
ゾロ目だった場合、さらに4マネー獲得する。
4-b.同点判定
最終的なVPの合計値が同じプレイヤーがいた場合、以下の順番で勝者の判定をします。
1.宝石の数が多い
(VP合計ではなく、個数)
2.VPトークンの数が多い
(VPトークンのみでVP合計値)
3.マネートークンの数が多い
(マネートークンの合計値)
4.手番が遅い人
(スタートプレイヤーの右隣から反時計回りに)
>>ヴァリアント<<
連続ゲーム
ゲームの勝者は1ポイント獲得し、2ポイント先取した(または協議の上で決めてください)
プレイヤーの勝利とします。
高速採掘
各プレイヤーが「1.ダイスロールフェイズ」で、ふるダイスの数を2個ではなく、3個にする。
(5人プレイの場合のみ「2.オーダーフェイズ」でオーダーできる上限個数が1個減ります。)
暗闇鉱山
各プレイヤーは、マネーとVPをつねに裏返しで所持します。
獲得する時は正しく獲得しているかどうかを判別するため、公開しながら獲得します。
自分の手持ちトークンの内容はいつでも自由に確認できます。
ただし、他プレイヤーの所持トークンは枚数を含め確認することはできません。
獲得した宝石は終了条件に関係するため、公開したままプレイしてください。
単独入山(ソロプレイ)
複数人でのプレイと準備が少し異なります。
・最初の1マネーは受け取りません。
・ピッケルカードは裏向きで1~4の位置に均等に全て配ってください。
(2箇所3枚・2箇所2枚という配り方になります。プロモカードの使用はできません。)
一度解決したピッケルカードは捨て札にします。
ピッケルカードがなくなっても補充はせず、何も無いところを適用してしまった場合なにもおこりません。
採掘ダイスの色は関係ありません。
30個全ての採掘ダイスを使用します。
プレイヤーは毎ターン2個~6個で任意の数の採掘ダイスをふることができます。
(使う採掘ダイスの数を決めたら、全て一気にふってください。ふり足しはできません。)
そして、ふった採掘ダイスの中から好きなものを2個選び、選んだ2個のダイスの
出目に対応した採掘ボード上の効果をこのフェイズの結果として適用します。
一度ふった採掘ダイスは選択しなかったとしても、もう使うことができません。
脇に避けておいて下さい。
このヴァリアントでは、一度適用した場所は再度適用することができません。
例えば1.5の採掘ダイスを適用する場合、最大2回までしかこの出目を適用することが
できません。(1.5の組み合わせは採掘ボード上には2箇所しかないからです。)
宝石アイコン(ゾロ目)は各出目につき1度しか効果を適用することができません。
目印として1度適用した場所には採掘ダイスを1個乗せておくと良いでしょう。
プレイヤーは5~15ターンの間で、如何にVPを獲得することができるか挑戦します。
使うことができる採掘ダイスが無くなる(または1個だけ残る)または、
採掘ボードにある6個の宝石アイコン全てを適用した場合ゲーム終了です。
6個の宝石アイコンを全て適用してゲーム終了した場合、
使用せずに余った採掘ダイスは、1個6VPとして計算します。
通常のゲーム同様に、5マネー毎に1VP獲得できます。
獲得したVPに応じた称号をご用意しました。
是非挑戦してみて下さい。
~25 :くそざこなめくじトレジャーハンター
26~30:ふつうのトレジャーハンター
31~35:いちにんまえのトレジャーハンター
36~40:かべをこえたトレジャーハンター
41~45:くろうとトレジャーハンター
46~50:ごいすー(すごい)トレジャーハンター
51~ :ハンターさんまじゴッド
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