ゲームマーケット2019春作品
炎上法人
詳細なルールです。
頒布されている中にはサマリールールしか同梱されていません。
記載されていない部分で迷ったときは、こちらをご確認ください。
内容物
炎上ワードカード50
サマリーカード
知名度トラックカード2
(得点トラックは表紙と裏表紙の裏面にあります。)
概要
プレイヤーは無名の実業家となり、社会に認知してもらうため
【禁断の炎上商法】に手を出してしまいます。
うまくいけば知名度が上がり、有名になれるかも知れません。
良くも悪くもあなたの炎上がバズって、流行語になることもあるでしょう。
しかし、あまりやりすぎてしまうと火消しに間に合わず大炎上。
社会的に抹殺されてしまうことでしょう。
あなたはこの炎上だらけの世の中で多くの知名度を獲得し、実業家として名を残せるでしょうか?
ゲームルール
1.
全てのカードをよく混ぜて裏向きの山札を作ります。
2.
山札から、テーブルの中央に3枚のカードを表向きに配置します。
これを場/場札と呼びます。
3.
各プレイヤーは山札から1枚のカードを引きます。
これは各プレイヤーの手札となります。
4.
適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
スタートプレイヤーから、時計回りの順でゲームを進めていきます。
5.
自分の手番が来たら、山札から3枚のカードを引いて手札にします。
その後、自分の手札の中から2枚のカードを表向きで場に出します。
カードを出し終わったら次の人の手番になります。
(プレイ人数が6人~8人の時は、カードを2枚引いて1枚場へ出します。)
6.
1週目は全プレイヤーが上記(5.)を行います。
7.
2週目は、(5.)を行うか、場にだされている場札を1枚手札に加えます。
8.
全プレイヤーの2週目が終わったら、炎上ワードを作成します。
手札のカード3枚を組み合わせて炎上ワードを作成し、スタートプレイヤーから順に発表します。
炎上ワードを作成する際は、カードに書かれている文字を隠し、ワードを作成しても構いません。
この時、炎上マークは隠さないように注意してください。
どちらの場合でも、炎上マークのカウント数は同じ「11」です。
9.
各プレイヤーが作成した炎上ワードの発表が済んだら、炎上マークの数を比較します。
最も炎上マークの合計が多い全てのプレイヤーは炎上し、社会的に抹殺されてしまいます。
社会的に抹殺されてしまったプレイヤーは、知名度を得ることはできません。
2番目に炎上マークが多かったプレイヤーは、炎上商法に成功。
『炎上マークの半分(小数点以下切り捨て)の知名度』を得ます。
(同率2位のプレイヤーが複数いる場合、人数で分割。)
分割例1:
同率2位が2人で炎上マークが11の場合
11÷2=5(小数点以下切り捨て)が、1人だった場合に獲得できる知名度。
例1では、2人が同率なので…
5÷2=2(小数点以下切り捨て)となり、2人のプレイヤーはそれぞれ2知名度獲得します。
分割例2:
同率2位が4人で炎上マークが6の場合
誰も知名度を獲得することができません。
6÷2=3 が、1人だった場合に獲得できる知名度。
例2では、4人が同率なので…
3÷4=0(小数点以下切り捨て)となり、4人のプレイヤーは知名度を獲得することができません。
例2のようなケースは、非常に珍しいです。
一人当たりの獲得知名度が1未満になった場合は、誰も知名度を獲得することができません。
誰も知名度を獲得することができなかった場合、後述する投票で流行語に選ばれる可能性があります。
1知名度でも得ることに成功したプレイヤーの炎上ワードは、裏返しておくとわかりやすいでしょう。
10.
全プレイヤーは、(9.)で知名度を獲得できなかった炎上ワードの中から1つ、一番良いと思った物に投票します。
「せーの」などの掛け声をかけて、全員で一斉に指差してください。
この時、自分の作成した炎上ワードを指差すことはできません。
11.
過半数を獲得した炎上ワードは流行語となります。
流行語になった炎上ワードを作ったプレイヤーは3知名度を獲得します。
(同率のプレイヤーが複数いた場合、人数で分割)
分割例1:
同率のプレイヤーが2~3人の場合
3÷2=1(小数点以下切り捨て) or 3÷3=1となり、2~3人のプレイヤーはそれぞれ1知名度獲得します。
分割例2:
同率のプレイヤーが4人以上いた場合
3÷4=0(小数点以下切り捨て)となり、4人以上の場合だれも知名度を獲得することができません。
12.
全てのカードを回収し、(1.)へ戻ります。
13.
(1.)~(12.)を 3回(知名度獲得判定を3回)行ったら、ゲーム終了です。
獲得した知名度の合計が最も高かったプレイヤーの勝利です。
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