ゲームマーケット2020春作品
マイノリティじゃんけんカードゲーム2
プレイ人数:2
プレイ時間:10分~
推奨年齢:10歳以上
内容物
・ルールブック
・ラウンドマーカー(ダイス)
・勝利マーカー(白)3個
・勝利マーカー(黒)3個
・勝ち星(☆)3個
・カード31枚
【内訳】
グー10枚
チョキ10枚
パー10枚
ミサイル1枚
概要
旧マイノリティじゃんけんを調整して2人でプレイできるようにしました。
ゲーマーじゃんけんは、最も少ない手を出していた人が勝利するじゃんけんです。
人数が増えるほどあいこが多くなりなかなか決まらない普通のじゃんけんよりも
スムーズに勝者を決定することが可能なのがゲーマーじゃんけんの魅力です。
前回よりもシンプルになり、多少遊びやすくなったと思います。
時間つぶしなどにお使いくださるととても嬉しいです。
よしなに。ゲームの目的
以下のどちらかの条件を満たせばゲームの勝者となります。
・相手より先に白のセットと黒のセットで1勝ずつ(合計計2勝)する
・合計3勝する
準備
カード下部「奇数ラウンド効果」と書かれた枠内に白か黒の"手"が書かれています。
まず、白と黒に分けてください。
色の区別ができない『ミサイル』が描かれているカード(1枚)は黒に振り分けてください。
『×』のカード(6枚)はカード上部の手がグー・チョキ・パー各2枚ずつあります。
これを均等(グー・チョキ・パー各1枚ずつの計3枚になるように)白と黒に分けます。
これで、カード枚数が白は15枚、黒はミサイルカードを含めて16枚になります。
適当な方法で、どのプレイヤーがどちらの色を使うかを決定します。
ダイスを1の目を上向きにして適当な位置に置き、ラウンド表示マーカーとして使います。
受け取ったカードをよく混ぜて、自分の山札とします。
手札として山札からカードを5枚引いて、ゲームスタートです。
このゲームでは、すべてのカードを使い切るまでを「セット」と呼び、
カードを1回出すことを「ラウンド」と呼びます。
6ラウンド=1セットとなっています。
基本ルール
ゲーマーじゃんけんは通常のじゃんけんと勝敗の決め方が少し違います。
例1)3人でじゃんけんをして、パーが2人、グーが1人の場合
通常、グーを出した1人が負けて、パーを出した2人が勝ちとなります。
そして、パーの2人が再度じゃんけんをするでしょう。
しかし、ゲーマーじゃんけんでは最も少ない手であるグーを出した1人だけが勝利します。
例2)4人でじゃんけんをしてパーが1人、グーが1人、チョキが2人の場合。
通常であればあいこになる状況です。
しかし、マイノリティじゃんけんの場合、パーを出した1人が勝利します。
◇解説
例2の説明をします。
まず、多数派のチョキを除外します。
そうした後、残った少数派のパーとグーで勝敗を決めます。
この時の手の強さは通常のじゃんけんと同じなので、パーの勝利となります。
もちろん、全員が同じ手を出した場合はあいこになります。
3人の時にそれぞれが異なる手を出した場合もあいこです
ゲームの流れ
このゲームでは、すべてのカードを使い切るまでを「セット」と呼び、
カードを1回出すことを「ラウンド」と呼びます。
6ラウンド=1セットとなっています。
ゲームは以下のような流れで進みます。
1.マリガン(手札の一部交換)
---【6ラウンドプレイするまで2~5を繰り返す】---
2.カードのプレイ
3.判定
4.得点
5.次ラウンドの準備
---【6ラウンドプレイしたら6.セット勝敗判定へ】---
6.セット勝敗判定
進行
1.マリガン(手札の一部交換)
白側のプレイヤーは1枚、黒側のプレイヤーは2枚まで手札の交換ができます。
白側から先に交換したい手札を公開し、公開したカードは山札の一番下へ戻します。
次に、黒側のプレイヤーは交換したい手札を2枚まで公開し、山札の一番下へ戻します。
交換の必要がないと思えば交換しなくてもかまいません。
その後、各プレイヤーは手札が5枚になるように山札からカードを引きます。
マリガンはこのタイミング以外で実行することはできませんので注意してください。
2.カードのプレイ
各プレイヤーは手札からカードを2枚選択して、裏向きで自分の前に出します。
双方がカードを出し終えたら、カードを同時に公開(表向きに)します。
2-1.《奇数ラウンド時効果》について
各カードの下部に《奇数ラウンド時効果》というものが書かれています。
これは、1.3.5ラウンド目に適用しなければならない効果が表示されています。
色による効果の差異はありません。
「グーチョキパーの手アイコン」:描かれている手を追加でカウントする。
「×」:効果なし
「WIN」:このカードを出した場合、必ずラウンドに勝利できる。
3.判定
前述のゲーマーじゃんけん(少数派じゃんけん)のルールで勝敗の判定をします。
奇数ラウンドの場合、カード下部《奇数ラウンド時効果》もカウントして判定を行います。
3-1.判定例
>偶数ラウンドの場合
VS
・チョキ2
・グー1
・パー1
チョキは最多なので除外後に グーVSパー
パーのカードを出した白プレイヤーの勝ち
>奇数ラウンドの場合
VS
・チョキ2
・グー3
・パー2
グーは最多なので除外後に チョキVSパー
ここでの例の場合、メインの手にチョキがある黒の勝ち
3-2.あいこ(引き分け)とミサイルカード
あまりないケースですが、「あいこ(引き分け)」が発生することがあります。
(同じような手を出した時、上記奇数ラウンド時効果を適用後、どちらもメインの手が勝利手など)
あいこが発生した場合、双方自分が出したカードどちらか1枚を選択して得点にします。
「ミサイル」のカードは奇数偶数ラウンド問わず出せばどのような状況でも常に勝利します。
※ミサイルを出して勝利した場合「-2勝利点」となります。
4.得点獲得と捨て札
出したカードのうち、勝利判定となったカード1枚の「勝利点マーク」の数字が得点です。
(またはあいこの際、自分が選んだカード)
上記判定例の場合、偶数ラウンドはパー(白)の、奇数ラウンドはチョキ(黒)のカードが得点になります。
得点にならなかったカードは捨て札にします。
5.次ラウンド準備
手札が5枚になるようにカードを山札から補充し、ラウンド表示マーカーの目を「1」増やしてください。
そして、次のラウンドをプレイします。
次は「2.ラウンドのプレイ」から始まり、6ラウンドプレイするまでこれを繰り返します。
6.セット勝敗判定
相手より多くの勝利点を獲得することで、担当した色の勝利マーカーを受け取れます。
これまでの6ラウンドで獲得した勝利点の数字を合計し、より多くの勝利点を獲得したプレイヤーが
セットの勝者となります。
使用していた色の勝利マーカーをとり、使用していた色を相手プレイヤーと交換してから次のセットをプレイします。
もし獲得した勝利点が同数だった場合、より多くのラウンドで勝利したプレイヤーが
セットの勝者です。
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